皆さんこんにちは。 山陽本線土山駅より徒歩5分のひろ歯科です。
むし歯や歯周病、事故などで歯を失った場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つの方法で歯を補うことができます。
入れ歯は1本からすべての歯を失った場合まで対応可能な義歯です。
入れ歯のメリットは、手術が不要で治療期間が短く済み、使用する素材によって保険が適用になることもあるため、費用を抑えることが可能です。
取り外し可能で洗浄がしやすく衛生的で、健康な歯を削る必要もなく、お身体の状態に関わらず使用することが可能です。
デメリットは、会話している時などに外れることがあり、入れ歯がお口の中で擦れたり噛むと痛みが発生したりすることがあります。
また、入れ歯は噛む力が低くなり、健康な歯の10~20%ほどしかありません。
使用している間にお口や入れ歯の状態が変化するため、定期的に調整をする必要があります。
保険適用の部分入れ歯の場合は、入れ歯を固定する金属のバネが目立って見えてしまうことがあり、見た目が良くありません。
ブリッジは、失った歯の左右に生えている健康な歯を支柱として人工歯を固定します。
メリットは、義歯を固定して装着するため、装着時に違和感が少ないことです。
また、天然歯と同じくらいしっかり噛むことができます。
材料などの条件によっては、保険診療内で製作することが可能なため、安く作ることができます。
自由診療であれば、金属のバネがないタイプを選択すれば、見た目を自然にしたい方にも適しています。
デメリットとしては、ブリッジを固定する際に両隣の歯を削る必要があり、大きな負担がかかります。
また、使用していると土台の歯にも負担がかかるため、歯の寿命が短くなることがあります。
保険診療の場合は留め具に金属を使うため、目立つことがあります。
インプラントは、人工歯根を顎の骨に固定して、その上に人工歯を装着する義歯です。
インプラントのメリットは、顎の骨に人工歯根が結合して固定されているため、天然歯とほぼ同じくらいの力でしっかりと噛むことができます。
また、独立して固定するため、他の歯に負担をかけることがありません。
人工歯にセラミックを使うことが多いため、天然歯のような白さや透明感のある自然な見た目に仕上がります。
メンテナンスによって、半永久的に使用可能です。
デメリットは、人工歯根を顎の骨に埋め込む際に外科手術が必要なため、身体に負担がかかる点です。
また、顎の骨が少ない場合は、再生療法を併用しないと治療ができない場合があります。
さらに、すべて自由診療のため、費用が高額になります。
患者さんによって、適切な義歯治療は変わります。
当院では、お口やお身体の状態、ご要望などによって治療をご提供しますので、まずはご相談ください。